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PREMARKET / 2026.10.08

10月8日の米国市場・寄り付き前:ウォラー理事は追加利上げを予想、毎回の会合で続けて引き上げる必要はないとの見解

ウォラーFRB理事は米西部時間2026年10月8日未明の講演で、経済データが想定どおりなら追加利上げを予想すると述べ、利上げの時期は柔軟に決められ、会合ごとに続けて引き上げる必要はないとの個人的な条件付きの見解を示しました。10月7日の指数の終値と夜間の報道を整理し、今日の新規失業保険申請件数と30年国債入札で確認する基準を説明します。

寄り付き前に読む
S&P 5007,801.77-0.2%
ナスダック総合指数27,538.69-0.2%
ダウ工業株30種平均51,179.87-0.7%

米国10月7日終値・前日比(APの四捨五入値)・0.05%未満は中立色で表示します。 根拠を見る ↗

利上げの方向とペースを分けて読む

01

ウォラー理事の講演

追加利上げを予想、時期は柔軟

02

新規失業保険申請

9/26までの週の改定値を確認

03

13:00 EDT

220億ドルの30年国債リオープン、競争入札の締め切り

10月8日の寄り付き前の要点

クリストファー・ウォラーFRB理事は、米西部時間10月8日未明の講演で、経済データが想定どおりに出れば、インフレ率をよりタイミングよく2%の目標に戻すために追加利上げを予想すると述べました。利上げの時期は柔軟に決められ、会合ごとに続けて引き上げる必要はないものの、適切な期間内には実施されるべきだと付け加えました。これは一人の理事の条件付きの見解であり、FRB全体の新たな決定ではありません。 本記事は、2026年10月8日 4:00 PDT(7:00 EDT、日本時間20:00)までに公表された情報をもとに作成しました。今日の新規失業保険申請件数と30年国債入札の結果は、この時刻の時点ではまだ出ていません。

ウォラー理事の講演:追加利上げの方向と利上げの時期

ウォラー理事は、イスタンブールのEconomic Forumで「The Signaling Value of the Summary of Economic Projections」と題して講演しました(講演原文)。講演時刻は1:30 PDT(4:30 EDT、日本時間17:30)で、本記事の基準時刻より前にすでに公表されています(FRB 10月の日程)。 ・方向:経済データが想定どおりに出れば、追加利上げを予想します。 ・時期:利上げの時期は柔軟に決められ、会合ごとに続けて引き上げる必要はありません。ただし、適切な期間内には実施されるべきだとしています。 ・経済の評価:ウォラー理事は、新しいデータが「労働市場は安定しており、インフレ率は高すぎる」という自身の評価を強めたと述べました。9月の利上げの判断も、一つのCPIではなく、数カ月にわたって積み重なった情報に基づいていたと説明しました。 どちらの評価もウォラー理事個人の判断です。講演原文の脚注にも、講演の内容は本人の見解であり、FRB理事会やFOMCの同僚の見解と同じとは限らないと記されています。次回のFOMC会合は10月27〜28日です。 10月7日には、9月15〜16日の会合の議事要旨が公表されました(議事要旨、公表時のプレスリリース)。議事要旨は、当時の参加者の多くが条件付きで年内の追加利上げを判断していたという9月会合の記録です。今日の講演は10月8日時点での一人の理事の説明であり、追加利上げの方向と利上げのペースを分けて語った点が新たに加わりました。議事要旨と10月7日の入札をあわせて扱った記事は、10月7日の寄り付き前ブリーフにあります。

出典: FRB 講演原文 · FRB 月間日程 · FRB FOMC議事要旨 · FRB 金融政策に関するプレスリリース

10月7日の通常取引の終値と夜間の報道

4指数はそろって下落し、小型株中心のRussell 2000の下落率が最も大きくなりました。 夜間の状況は、米西部時間10月8日2:27(5:27 EDT、日本時間18:27)に掲載されたReutersの記事「Shares slip as European bond bashing rumbles on」で確認しました(転載全文)。記事では次の内容が伝えられています。 ・欧州の取引時間中、米10年国債利回りは5.33%でした。 ・ブレント原油先物は1バレル104ドルを上回りました。限月は記事に記載がありません。 ・S&P 500とナスダックの先物は、小幅安での始まりを示していました。具体的な数値はありません。 記事の掲載時刻は相場の観測時刻ではなく、個々の気配値の観測時刻も示されていません。そのため、リアルタイムの気配値や公式の終値、先物の実際の寄り付き結果としては読みません。これらの価格がウォラー理事の発言によって動いたと見る根拠も、記事にはありません。 10月7日は通常の取引日で、通常取引は16:00 EDT(13:00 PDT、日本時間10月8日5:00)に終了しました(NYSE取引時間)。以下の表はAPの最終集計に基づき、騰落率はAPによる四捨五入の値です。

出典: NYSE 取引時間の案内 · AP 最終集計 · channelnewsasia.com・転載全文

騰落率:S&P 500 −0.2%、ナスダック総合 −0.2%、ダウ −0.7%、ラッセル2000 −1.3%。
10月7日の通常取引の終値と夜間の報道・騰落率(AP四捨五入)
グラフの数値を表で読む
騰落率(AP四捨五入) (%)
S&P 500-0.2
ナスダック総合-0.2
ダウ-0.7
ラッセル2000-1.3

画面が狭い場合は表を左右にスクロールできます。キーボードでは表にフォーカスを合わせ、矢印キーを使ってください。

10月7日の通常取引の終値と夜間の報道
指数終値(pt)騰落率(AP四捨五入)
S&P 500
出典
7,801.77-0.2%
ナスダック総合指数
出典
27,538.69-0.2%
ダウ工業株30種平均
出典
51,179.87-0.7%
Russell 2000
出典
2,793.20-1.3%

今日確認する予定

10月8日は通常の取引日です(NYSE取引時間)。以下は本記事で扱う予定だけを選んだ表であり、今日の経済指標の予定すべてではありません。日本の読者にとって、30年国債入札の締め切り以降の予定は10月9日の未明になります。 新規失業保険申請件数の時刻は、FREDの公表予定の7:30 CDTを換算しました。入札の予定は財務省の入札告知に基づきます。

出典: NYSE 取引時間の案内 · fred.stlouisfed.org・FRED 公表予定 · 米財務省 入札結果の告知

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今日確認する予定
項目EDTPDT日本時間(JST)状況
ウォラー理事の講演
出典
10/8 4:3010/8 1:3010/8 17:30公表済み
新規失業保険申請件数
出典
10/8 8:3010/8 5:3010/8 21:30未発表
通常取引の開始
出典
10/8 9:3010/8 6:3010/8 22:30予定
30年国債リオープン入札 競争入札の締め切り
出典
10/8 13:0010/8 10:0010/9 2:00締め切り前
通常取引の終了
出典
10/8 16:0010/8 13:0010/9 5:00予定

新規失業保険申請件数:発表前の基準値と確認の順序

今日の発表値はまだありません。以下の基準値は、10月1日 8:30 EDTに公表された前回の報告書(労働省の報告書PDF)から取りました。 同じ報告書の中でも、新規申請件数の最新値は9/26までの週、継続受給者数の最新値は9/19までの週です。継続受給者数は新規申請件数より1週前の期間を扱うため、二つの値を同じ週の数字として並べて比較しません。 GSDAQは今日の発表を次の順序で確認します。 ・まず今日の報告書に記された対象週を確認し、最新の新規申請件数を1週分の値だけでなく4週平均とあわせて見ます。 ・前回の報告書で速報値だった9/26までの週の新規申請件数が、どのように改定されたかを確認します。 ・継続受給者数は新規申請件数と対象週が異なるため、切り離して前回までの値からの流れを見ます。 ウォラー理事は、労働市場は安定していると評価しました。改定値、4週平均、継続受給者数にそろって雇用の減速が見られた場合は、この個人的な評価と並べて見直す条件として記録します。反対に、1週分の新規申請件数の減少だけで、雇用全体が改善したとか利上げが確定したとは判断しません。

出典: 米労働省 新規失業保険申請件数

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新規失業保険申請件数:発表前の基準値と確認の順序
項目対象週値備考
新規申請件数
出典
9/26までの週19万7000件季節調整済み、速報値
新規申請件数
出典
9/19までの週19万8000件季節調整済み、上方改定
新規申請件数の4週平均
出典
9/26までの週20万件季節調整済み
継続受給者数
出典
9/19までの週170万1000人季節調整済み

30年国債リオープン入札:13:00 EDTは競争入札の締め切り時刻です

今日の入札は残存期間29年10カ月の30年国債のリオープン(追加発行)で、発行額は220億ドルです。入札日は10月8日、発行・決済日は10月15日です(財務省の入札告知)。 13:00 EDT(10:00 PDT、日本時間10月9日2:00)は競争入札の締め切り時刻であり、結果の公表時刻を保証するものではありません。基準時刻の時点で、今日の入札結果は公表されていません。 公式の結果が出たら、応札倍率、落札者の内訳、落札利回りをあわせて確認します。10月7日の10年国債入札とは年限が異なるため、落札利回りの高低だけで需要の強弱を比べることはしません。

出典: 米財務省 入札結果の告知

この記事について

この記事は、GSDAQが公開資料をもとにAIツールの助けを借りて作成・確認しました。情報提供を目的としたもので、個別銘柄の売買の勧誘や投資助言ではありません。

出典